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インドではチップはどんな時に必要?
インドはチップの必要な国です。
以前はチップは不要の国だったらしいですが、
観光業が盛んになったこともあり、
サービスあるところにチップあり、といった具合。
チップの目安ですが、
ホテルのポーターさんに
荷物を運んでもらった場合は、
だいたい10Rs程度。
ルームサービスを
頼んだ時も10Rs程度。
もちろん枕元にも
お忘れなく。
こちらも10Rs程度。
基本は、10Rs(20円)と
覚えておけば分かりやすいですね。
(2009年の情報です。)
尚、中級以上のレストランでは、
サービス料が
会計に含まれますが、
含まれていない場合は、
飲食代の1割程度を
上乗せして支払うのが
常識のようです。
もちろん、
支払わないからといって
文句は言われないでしょうが、
しきたりとして、
最低限のことは
やっておきたいものですよね。
さて、わたしは、
『タージマハール』で貴重な体験をしました。
若いインド人青年に、
ああそれじゃダメだね、
ということを
英語で話しかけられ、
アングルを
あれこれと指南されたんです。
タージマハルが
水に映って綺麗に映るよ
と。
まあなんて
親切な青年かしら、
と思ったら、
すかさず手を出して
「チップ」ですって!
細かいのが1Rsしかなくて、
これっぽっちでいいのかと
ビビりながら渡したら、
オーサンキュー!
と爽やかに
言いそそくさと
違うカモの方に
流れて行きました。
こんな感じで、
トイレの洗面所で
紙ナプキンを渡してくれて、
それだけで「チップ」を要求される、
などなど、
チップをねだられることは
しょっちゅうです。
しつこくねだられると、
不愉快に感じる方もいるでしょう。
しかし、
なにせ貧富の差の大きい国ですから、
こういうものだ、
と割り切ることが
肝要ではないでしょうか。